Parce que c'est comme ça

欧州大学院生。最終目標はバカンスのある人生。パスクセコムサ。

DELF(B1)受験小話

先日東京でDELFのB1受けてきました。

私のレベル的には去年仏検2級受かってるくらいです。

 

使ったテキスト

(たぶん)DELFの定番、Le DELF 100%を使用しました。といっても入手できたのが遅かったので、一週間ほどつまみ食いをした程度です。

ほかのものをぱらぱらと見た感じ、Réussir le DELFは難しめ、ABC DELFは巻末にまとまっている語句集・文法集が結構役に立ちそうな感じでした。100%を選んだのはいちばん普通そうかつデザインが気に入ったからです。

 

勉強方法

仏検2級を受けたときにリーディングまわりの勉強はしていて、それで特段不足はなかったように思います。3月のライオンのフランス語版がいい感じに平易&よく使う表現頻出&当然にいい話でとてもよかったです。

ライティングは上のテキストを中心に勉強しました。定型表現とか、DELFに特徴的な出題形式は独学では厳しいかなと思ったので。

リスニングはYouTubeにあがっているEasy Frenchの適当なビデオを聞き流し(あまり役に立った気はしませんが短くまとまっていて結構面白かったです)、RFIのFrançais facileの書き取りをしていました。ここ1年半ほど少しずつ会話サロンに通ったりしていたのが一番リスニング力向上には資していたかなあと思います。

スピーキングも上記の会話サロンに負うところが大きい気がします。試験用に特別の対策はあまりできませんでした(怠惰により)。最初の自己紹介は事前に考えましたが。

 

※以下すべて私が2019春に受けたときの話ですので、試験に関する正確な情報は試験会場にお問い合わせください。

 

当日のお話(午前:筆記試験)

筆記試験は朝9時からでした。早い…!試験約1週間前に送られてくる受験票に試験教室が書かれていますので、直接その教室へ向かいます。15分前には来てくださいということでしたが実際着いたのは5分前くらいでした。ギリギリ。。すいませんでした。。

リスニング→リーディング→ライティングの順で受けることになっていますが、リーディングとライティングの時間配分は自分で決められます。早めにリーディングを終わらせてライティングにうつり、最後に両方見直すというのが理想的な配分でしょうか。

ライティングに関して、配られた解答用紙になんにも考えず文字を書いていったところ、最低160語でいいところ100語以上上回っていました。グラマーミス1点ずつひかれてたらもう点ないんじゃないか。おバカ。。

リーディングは仏検2級に受かっていればそんなに難しくないと思います。が一部単語が分からなかった問いがあり、やっぱり語彙力は常に磨いておくのが吉ですね。

リスニングは、細かいところは全然追いつけませんでしたが、だいたい何をしゃべっているかの把握はできました。それだけで答えられる設問もそれなりにあります。

 

午後:口頭試験

何時になるかは受験票が来るまで分かりません。早い人は13:30スタート、一番遅い人で18時前スタートだったと思います。試験官と相対する前に準備室に行き、パート3の準備をします。パート2、小芝居はそれほどしっかりした準備時間は与えられません。

私の場合、最初の自己紹介はそこそこうまくいったとおもいます。パート2、「あなたは仕事を辞めて郊外に引っ越すことにし、友達に話します。友達はあなたを心配しているので、説得してください。」という題がですねえ、、途中までよかったです。試験官は優しくて、一瞬で説得されてくれました。なので、とにかく食い下がってくるような意地悪はしないのだと思います。ただ、設定の一部を忘れて真逆のことを言ってしまいました。結構大きめのミス。。

パート3はもう本当にボロボロでした。文法も内容もめちゃくちゃ。

 

感覚的に、筆記試験はそこそこできたはずなので、口頭試験せめて最低点の5点取れていれば望みはあるというところです。そんなこと言って全くお呼びでなかったら恥ずかしいですが。。もうほんと設定忘れるとか一番やってはいけないミスですよね。得点にどのように反映されているかひじょうにこわいです。

 

合格発表はネットでみれるそうで、ぐぐったところによると試験後約1か月で公開されるとのこと。ドキドキです。