Parce que c'est comme ça

欧州大学院生。最終目標はバカンスのある人生。パスクセコムサ。

DELF B1 合格しました!&DELFのB1と仏検2級両方受かって思うこと

本日、6月に実施されたDELFの結果発表の日でした。全部の試験が終わってから1か月後が発表日の目安ということで、一番遅い東京会場DALF口頭試験日からちょうど1か月後でしたね。わたしゃてっきり自分の試験が終わってから1か月後だと思っていたので、7月に入ってすぐ(なんなら6月の最後のほう)からひたすら結果閲覧ページにアクセスしては「まだだよ」とたしなめられておりました。笑

受けたあとの感想はこちら↓

tinquitepas.hatenablog.com

 

はい、というわけで合格しました!

聴解   16点

読解   21点

口頭表現 21点

文書作成 22点

合計   80点

 

おお~なんか思ってたよりだいぶよかったですね。聴解がやっぱだめだけど、それでも別にめちゃくちゃ悪いというほどでもないと思う。

聴解・読解は(1か月以上前なので正直あまり覚えていないけど)手ごたえ通りな感じです。

口頭表現、めちゃくちゃ採点基準甘いんじゃないだろうか。。ここから思うに、DELFのB1の口頭表現は、正しいフランス語を整然と話すことはそんなに求められていないんではないでしょうか。それよりも、会話はまずBonjour 〇〇(名前), ça va ?で始めるとか、簡単な文でいいから情緒豊かに会話を楽しむ雰囲気を出すとか、そういうののほうが大事だと思います。あと、発音は結構褒められることが多いので評価されたのかも。こいつなんかしゃべれる雰囲気だなと思わせたら勝ち説。

そして文書作成、まさかの高得点。英語もそうだけど私書くのが一番得意みたいですね。TOEFLだととにかく文字数は多ければ多いほどいいそうですが、DELFも、少なくとも多く書くことがマイナスにはならなそうな雰囲気です。上の受験記にも書きましたが、最低160語のところ確か280語くらい書いてしまったと記憶してます。あと、一か所の間違いにつきマイナス1点というような採点もおそらくしていないんでしょう。ミスが3か所で収まっているはずがない。笑 最低限のパターン(最後にamicalementつけるとか)とvous/tuの使い分けさえ気を付ければ、あとはそんなに神経質になる必要もないのかもしれないですね。

 

で、仏検2級とDELFのB1両方受かって思うことですが。

仏検には机の上での勉強が、DELFには生のフランス語に触れる(漫画を読むとかネイティブと話すとか)ことが、一番効果的だと思います。以前は仏検のほうがDELFよりずっと簡単だと思っていたのですが、それは単に生のフランス語に触れる機会がどうしても限られてしまうからで、採点基準が甘かったり50点で合格できたり、DELFのほうが取り組みやすいところも全然ありますね。語彙・読解は仏検のほうがややこしいと思います。

なので、DELFを受ける方はとにかくネイティブと話す機会を作るとかフランスの記事を読むとか、今ネイティブが使っている生きたフランス語を意識的に取り込んでいくのがよいと思います。私のおすすめはやっぱり3月のライオン仏語版。

仏検を受ける方は参考書を何周かすればたぶんOK。

 

なにか参考になるところがあれば幸いです:)