Parce que c'est comme ça

欧州大学院生。最終目標はバカンスのある人生。パスクセコムサ。

よいアプリ:Shadowing(シャドーイング)

あけましておめでとうございます。はなぶさです。

年末年始はとある名作少女漫画を読破しました。とてもあと数ヶ月で無職になる人の行動とは思えませんが、、もうちょっと考えるべきこととかあった気がするけど、まあ終わったものは仕方ないですね。

 

というわけで、休みが終わってからはやっとほぼ毎日英語をやっています。最近(というか今日)ようやくやる気が出てきて楽しくなってきました。

私の英語レベルとしては、TOEIC750点くらい(R420・L330くらいだった)で、つまるところ大学受験で困らないくらいのリーディングはできたけどもう何年も経って単語とか忘れたしリスニングはさっぱり、スピーキングはもちろん無理無理!って感じです。ライティングは何度か英語で日記とか試みたおかげなのか、ちょっとだけ(リスニング・スピーキングと比べれば)得意というくらい。まあ毎回挫折しましたが…。

 

そんな私が最近勉強に使っていて効果を実感しているのが、こちらのShadowingというアプリ。

 アプリ名からしてシンプルですが、中身も至ってシンプル。

オバマ元大統領のファイナルスピーチをシャドーイングの教材として再構成しています。題材はほんとうにそれだけ。よい!と思ったポイントを紹介していきます。

 

①だいたい30秒ずつ区切ってあるので、投げ出さなくて済む

結構長いスピーチですが、だいたい30秒ずつに区切ってくれています。このおかげで、あーもう無理まったくついていけません!ってなっても、30秒くらいならスクリプト読みながら何回か繰り返し聞いてたらちょっとは真似できるようになります。これが一区切り何分もあったらできるようになる前に投げ出す。泣き出す。絶対。

 

②発音を認識してくれた単語としてくれなかった単語が一目瞭然

左下はスクリプトなのですが、自分がしゃべった(録音した)英語らしきものについて、機械が認識してくれた単語は緑色に、してくれかった単語は赤色に、すぐ変わっていきます。これが結構精度が高くてですね、自分で録音聞いてたら(しゃべったときはちゃんと言えてるつもりでも)なんだこれって思う単語はまず間違いなく赤になります。あとどういうふうに聞こえたかっていうのを右下に出してくれるので、何回やっても聞き取ってくれない単語とかは、そのあたりを見て集中的に練習することができます。何回やっても聞き取ってくれないときほんとつらいですけどね…。

 

③録音ナシ再生モード・スクリプトあり録音モード・スクリプトなし録音モードの3モードあるのが使いやすい

録音モードにすると、しゃべったあと自分の声が再生されながら採点されていきます(なかなか緑にならないとつらい…あと自分の下手な英語聞くのもつらい)。なので、そのタイムロスが嫌でとにかく繰り返したいときは再生モード、ある程度練習したらスクリプトありモード、なんかいけそうかなとなったらスクリプトなし録音モードというふうに、この3モードあるのがかなりよいです。段階を踏んでいけます。

 

あとは好みの問題ですが、本当にシンプルで画面が一種類しかないので気が散りにくい、動画もあってグラフとか出てくるので分かりやすい、オバマさんいいこと言ってるねえと感心できるなどの点も個人的には気に入っています。

逆にちょっと不便だなと思うのは、

 

・一度画面をうつると緑・赤の着色が消えてしまう

・ヘッドフォンを接続しないと録音はできない(AirPodsだとダメらしいです)

・時々オバマさんスクリプト通りonとかちゃんと言ってる…?と疑問に思うところあり

 

くらいですかね。まあそんなに大きい支障ではないです。

 

まだ一日約30分で始めて2週間ほど(1日か2日さぼった)ですが、明らかに上達しました。英語のリズムが分かってきた(接続詞は早いとか、母音で始まる単語は前の単語と繋がるとか)のが大きいです。洋楽は歌詞を見れば結構一緒に歌えるようになったし、ふつうのリスニング力もあがったし、文章読むのもちょっと早くなった気がします(やっぱり脳内でしゃべりながら読むので、しゃべるスピードがあがると黙読のスピードもあがる)。ビバShadowing。

 

こういうの学校で教えてくれーーーって感じですよね、まあ先生たちがシャドーイングがいいんだよ!って言ってたのは覚えてたけど結局英語のリズムとか分からなくても受験でいい点取れちゃうのが問題なんですきっと。

 

はい、というわけで私も引き続きがんばるのでどこかにいらっしゃる英語苦手同志、一緒にがんばりましょう。