ベルリンのクリスマスマーケット
11月も後半戦に入り、いよいよ2018年も終盤に差し掛かってきましたね。
そう、アドベントの季節!
というわけで、つらつらとクリスマスマーケットの話をしていきたいと思います。記念すべき第一回目は私の愛するベルリンについて。
(たぶんベルリン最大のマーケット、シャルロッテンブルク)
というわけで、ご紹介します。目次はこちら。
○マーケットの数が多い、期間も長い
https://www.berlin.de/en/christmas-markets/
↑のサイトをざっとご覧いただけると分かると思いますが、ベルリンではマーケットの数が多いです。地方都市だと中心地に固まっていて、テーマごとにスペースが分かれているところもあるという感じなのですが、ベルリンでは言うなれば新宿にも渋谷にも日比谷にも(似たような)マーケットが立つようなものです。
正直後述するBIOマーケットなど一部を除けば、食べ物もオーナメントもそれぞれめちゃくちゃ個性的だというわけではありません。観光客向けというよりは、住んでいる人向けという印象ですね。
また、ふつうクリスマスマーケットは24日のお昼くらいまでなんですが、ベルリンは年明けくらいまでやるそうです。ヨーロッパはどこもクリスマス休暇に突入している時期にマーケットが立つというのは、うっかり来てしまった旅行者にはありがたい存在かもしれません。
(なんかすごい楽しそうなもの。なんとなく入ってみた中庭的なところでもミニマーケットが立っており、こういうのはベルリンならではかもしれません。しかし天気悪いな。)
○都会なので中世感は薄い、結構混む
はい、正直、とにかくクリスマスマーケットを楽しみたい!というのであれば、ベルリンではないと思います。お城は上の写真のシャルロッテンブルクで限界です。一部ちょっと雰囲気のいいところがありますが、入場料が取られるうえに狭いです。
あと混みます。囲われている系のところは特に。
アンペルマンとか、壁とか、ネフェルティティとか、ベルリン自体に惹きつけられて来たついでに楽しむものだというくらいがちょうどいいと思います。
(こういうかわゆい屋根飾りもベルリンにはあまりなかった気がする。ちなみにこれは確かライプツィヒです。)
○行くべきマーケット:コルヴィッツ広場、シャルロッテンブルク
たまたまアドベントの時期にベルリンにいる!というそこのあなたへ、私のおすすめマーケットを2つ紹介します。
①コルヴィッツ広場
はい、がっつり写真にも写ってますが、BIO(添加物不使用とかそういう系)のマーケットです。私ここに出店してる屋台のブルストが好きで…一昨年も去年もいたので今年もいるんじゃないかと思うんですが、いろんな種類のソースが準備してあって、好きにかけられるんです。アップルマスタードとかそういう、おしゃれな感じ。とてもおいしいです!
あと、このシュトーレンが激うまなの。。見つけたら小さいのでもぜひお土産にどうぞ。
ほかにもアルパカのセーターとか手作りセンスよしの鞄とか、心ときめくものがいろいろあります。
ただ、土曜日しかやっていない(少なくとも2017年までは)ので、気を付けてください。あとここまで書いて気付いたけど、クリスマスマーケットというよりは普通のマーケットです。てへぺろ。
②シャルロッテンブルク
中心地からちょっと離れたところにある、たぶんベルリン最大のマーケットです。ベルリンにおいて一番クリスマスマーケット感を味わいたかったらここかなあ。まあ、私見では、特に珍しいものを置いているというわけではありません。
入口はちょっとおおってなるかもね。
あと行き方ですが、Zoo駅からバスが一番いいと思います。それなりに本数も出ていたはずです。最寄駅から歩けなくもないですが、20分くらいかかるし人通りもそんなに多くないので、極寒の12月のドイツで一人で歩いてると泣けてきます(実話)。
ちなみに上のシュトーレンを売っている店が近く(といっても徒歩10分くらい?)にあるので、時間に余裕があればどうぞ。
はい、というわけで、もうすがすがしいほどに私見ですがベルリンはこんな感じです。
クリスマスマーケット単体で見るとおすすめ度低めなのを最初に持ってきてしまいましたが(無計画)、ベルリン自体がとっっっても魅力的な街なので、ついでにクリスマスマーケットも楽しめるこの時期にぜひいかがでしょうか。