Parce que c'est comme ça

欧州大学院生。最終目標はバカンスのある人生。パスクセコムサ。

TOEFLで100点取るまでを振り返る

こんばんは。深夜からNHKで放映される宝塚を観るために仮眠しようとベッドに潜り込んでみたはいいものの全然寝れなかったので、そのうちまとめなければいけないと思っていたTOEFL格闘記を書いておきます。

 

 

点数の推移

yy/mm RーLーSーW:Total

18/11 17ー17ー13ー18:65

19/02 19ー17ー18ー20:74

19/05 25ー22ー16ー22:85

19/08 26ー22ー20ー26:94

19/09 29ー24ー20ー26:99

20/02 30ー22ー21ー27:100

いやー長かった。大変でしたね。特に5回目の99点ね…ここであと1点取れていたらいろいろと違ったのですが、まあもう今さらいってもしょうがなし子です。

最初はあまり勉強せずにとりあえず受けてみた感じです。ちなみに16年はじめに受けたTOEICは750点でした。その後は各試験日の一か月前くらいから本格的に勉強し始めているので、勉強期間としては6か月くらいです。ただし、19年4月は英語圏に滞在していて、結構しっかりやってました。

以下セクションごとにしていた勉強についてです。

 

Reading

(得点)17ー19ー25ー26ー29ー30

したことはおもに2つです。

①とにかく単語を覚える

どのブログでもおすすめされてますが、この単語帳は本当に間違いないです。めっちゃよくまとまってます。

TOEFLテスト英単語3800

rank4までありますが、rank3まででReading満点取れます。わたしは結局rank4には全く手を出さずじまいでした。ただし、rank3までは本当に漏れなく頭に入れる必要があると思います。私の場合、覚えた単語にはチェックを付けるという昔ながらの方法で3周したあと、それでも覚えられなかった単語をQuizletという単語帳アプリに登録して、ひたすらそのアプリで何周もしました。このアプリ本当に優秀で、音声で回答したりもできます。おすすめ。

ちなみに、TOEFLのReadingにはrank3までで十分ですが、論文を読んだりニュースを読んだりするのにrank4も必須だと痛感しているなうです。ちょうど昨日Quizletに入れ終わったところなので、これからがんばります。

②The intellectual devotionalを読む

www.amazon.com

この本まじでめちゃくちゃおすすめです。全365ページで1ページごとにいろんなうんちくが載っています。日本語版もあります(『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』)。なにがおすすめかって、

・題材がアカデミックでTOEFL向き

・語彙の難しさがちょうどいい(rank3の単語が頻出する)

・1ページで1項目なので取り組みやすい。分かんなくて心が折れそうになっても1ページならなんとか食らいつける。

・ふつうに内容がおもしろい

おすすめする要素しかない。特に上2つ、これほどまでにTOEFL対策にぴったりな本もなかなかないんではないかと思います。一回リスニングかなんかで「あっこれ進研ゼミでやったところ…!」現象さえ起こったくらい。

365ページってなかなかの量なので、一冊読み終わる頃には結構英語が読めるようになっていました。一日1~3ページくらいのペースです。

 

Readingに関して本当にほぼこの2つだけです。まあただ一応前提として、受験英語はそれなりにできていたので、文法事項はちょっとぐぐるだけでだいたい思い出せたというのはあります。

 

Listening

(得点)17ー17ー22ー22ー24ー22

分かってます!ダメすぎます!!!はい!!!

特に最後の22点ね…絶望しかなかったですよね…私のこの1年はなんだったのかと…。

TED edをひたすら聞きまくる、中国TPOをやるということをしておりました。体感的にはリスニング力上がってる(最初に22点を取ったときと今とで同じレベルということは断じてないです。さすがに)のですが、まあなにかがダメだったんでしょうね。こんな点数でも100点取れるよという励ましにはなるでしょうか。悲しい。

 

Speaking

(得点)13ー18ー16ー20ー20ー21

分かってますその2。とはいえ、リスニングの壊滅ぶりに比べれば、日本人として目指すべきスコアは一応取れているという感じだと思います。

これもとにかく中国TPOで練習。ひたすら過去問してました。一日一題。

最終的に取った戦略は、とにかく書く。もう考えながら喋ることを放棄しました。

スピーキングはリスニングと違って聞き漏らしても大丈夫なフレーズがあります。あ、ここ別に流してもOKなとこねっていうのが分かるようになるまでにはかなり過去問をする必要がありましたが、それができればこっちのもんです。そういうスキに、もう回答文をふつうに文章としてスクラッチペーパーに書きます。そんでそれを読む。それだけ。笑

もちろんすべてを書くことは不可能です。よくて最初の1/3くらい。ただ、最初にこけなければ気持ち的にも余裕ができるし、大外しはしません。空白も生まれにくくなりました、私の場合。テンプレートはTOEFL Resourcesのものを拝借しつつ、使いやすいように若干改変していました。

www.toeflresources.com

あ、あとこれはTOEFL用というわけではないのですが、発音の練習にShadowingというアプリが本当に役に立ちました。

tinquitepas.hatenablog.com

 

Writing

(得点)18ー20ー22ー26ー26ー27

Writingはなんか昔から得意でした。中学生のとき英語で日記を書いてALTの先生に添削してもらったり、Lang-8という学習サイトを使ってみたり。なので、あまり参考になることは書けませんすみません。

わたしがしたのは、テンプレをある程度頭に入れて、一般論にならないように気を付けて書くこと。テンプレは上掲のTOEFL Resourcesのものをもとに作っていました。で、読み物として面白くある必要も、真実である必要も全くないのですが、誰にでもどんなトピックでも書けるような薄い内容は避けたほうがよいと思います。

私の場合、TOEFLの勉強と並行して大学院へ出願するPersonal statementも作成しており、このPSの添削作業がWriting skillの向上に大いに役立ちました。同じ言葉や構文を繰り返し使わない文章の構成を示すフレーズ(At first, On the contrary,など)をしっかり入れるミスは許されない(特に冠詞抜けがひどかったのに気づけました)というのが共通するポイントだったのかなと思います。TOEFLの場合、ちょっとしたスペルミスくらいなら見過ごしてもらえるようですが。

最後に字数について。どこかのサイトで多く書けば書くほどよい、500語を超えるくらい、と読んで真に受けていましたが、ありゃです。笑 500語も書いちゃうとさすがに時間が足りません。450~480くらいで、ちゃんと見直して細かいミスを直していったほうがいいです。27点を取ったときもたしか460語くらいだったと思います。ちなみにその前の26点は500語超えてました。

 

 

スクールに通う金銭的余裕はなかったので全部独学で、勉強を始める前はもちろん、かなり経ってからも「本当にこのやり方でいいのだろうか?」と不安になっていろんなブログや本を読んだりして、いろいろ試して行きついた私なりの方法がこんな感じでした。まあ特にリスニングなんかまったく奏功してないので人様に自慢できるようなものではないのですが、一応目標だった100点は突破したよということで。Webサイトの中ではTOEFL Resourcesが一番役に立ったかなと思います。

フランス語の勉強も再開したのですが、いやもう本当に、リスニングはどうすればいいんだ教えてくださいえらい人。おやすみなさい。