Parce que c'est comme ça

大学院留学に向けて勉強します。最終目標はバカンスのある人生。パスクセコムサ。

【宝塚】月組I AM FROM AUSTRIAの思い出

こちら完全に独り言なのでいつにもましてまとまりがなくなっております。

FNSで雪組の沼に引きずり込まれ、奇跡的に(本当に奇跡だった。神様ありがとう)全国ツアーのチケットを手に入れた私は考えました。この貴重な観劇を、絶対に後悔なく楽しみたい。しかし観劇などほとんどしたことがない。20年近く前にライオンキングを観に行ったのが最初で最後。開演何分前に劇場に着けばよいのか?オペラグラスは必要なのか?タカラヅカ的「お約束」とはどんなものなのか?…分からないことがありすぎる。

というわけで、言っちゃあ悪いが雪組観劇の「予行演習」としてIAFAの当日券チャレンジをすることにしたのでした。

もちろんそれだけではなくて、ツイッターを見る限り演目の評判はおおむねよかったし、月雲の皇子とBADDYを鑑賞した私は鳳月杏さん・輝月ゆうまさんが大好きになっていたし、気になる海乃美月さん、美の擬人化と名高い月城かなとさんのご尊顔を拝んでみたかったというのもあります。

で、感想。

きらびやか。タカラヅカってすごい。

なんていうか、美しいジェンヌさんたちが舞台を埋め尽くしているだけで生まれるパワーありますよね。すごかった(語彙力)。その中でも一際輝きを放つ月城氏の美。うーん確かにアレはすごい。海乃さんが突然踊りだしたときは驚いた。笑 舞台装置も、おお…コレが噂の銀橋か…おっと盆がまわったぞ、うわなんかはしっこからジェンヌさん出てきたなどなど初心者丸出しの感動ポイント。っていうか幕があがる前からセットに感動してた。笑 あとなぜかエレベーターをつかっての入りハケが好きでした。

あと生オケね!素敵!!生オケ聴けるだけで当日券2000円元とれるからよいですよね。

 

Nix is fixとマッチョマッチョの中毒性

楽曲がよいという噂を聞いていたものの、特にこの2曲の中毒性すごかったですね。しばらくオーストリア版エンドレスリピートしてました。笑

マッチョマッチョは暁千星さんのスタイルが衝撃で、まだ真ん中で踊って歌ってらっしゃる場面が頭に浮かびます。いや、脚長すぎ顔小さすぎだわ。。

 

鳳月杏さん、好き。

脚が長いといえば鳳月杏さん。いやーこちらも長いおみ足でいらっしゃること。後ろ向いたとき、ジャケットの下から即脚!ってのがすごいですよね。お尻が完全に隠れていらっしゃる。正直役としてはあんまり好きになれなかった(鳳月さんの役作りとは全く関係ありません。脚本の話)のですが、うまいのは文句なしにうまいし、鳳月さんという役者さんに関してはより好きになりました。FOCUS ONの和服姿の殺傷力パなくないですか???

月雲の皇子大好きマンとしては、やっぱりあの切れ長の目で一切の情状なく冷酷に見下す役をやってほしいよ~~あかねさすの中大兄皇子とかぜっっっったい最高なの分かってるんですけど、私の中での額田像ができあがってしまっていて、仙名さんはちょっと違うと思ってしまったのだ…(仙名さんが悪いわけではまったくない)。もう1回観るにはちょっと胆力を要するのでお預け中です(1回目は中大兄明日海さんverで鑑賞しました)(全く関係ないけど朝美絢さんの大海人皇子@フォトブックやばかったね?)。

 

輝月ゆうまさんも、好き。

月雲の皇子で感銘を受け、BADDYで完全に落とされました。いやーピンク髪がよっっくお似合いで。たぶんオペラ率いちばん高かったの輝月さんだと思う。わたしは…BADDYでこれをやりたかったんだ…ひたすらオペラで追いかけたかったよヤッティ。なんの場面かはまったく覚えてないけれども、輝月さんがカメラを高くかかげてエマを撮ろうとするところが網膜に焼き付いております。

なんで、とかどこが好きなの?と言われるとちょっと詰まってしまうのですが。とりあえずうまい人が好き、あとはなんでしょうねえ、、すべての言語化を諦めますが、まあ要は雰囲気です。

いつか主演してくれないかなあ。そのとき日本にいたら死ぬ気でチケットとるよ~

 

ごめんやけど、トップコンビの場面はあんまり

いやほんとファンの方には申し訳ないのですが、美園さんの洋画の吹き替えのような息多めの台詞まわし、珠城さんの引っかかりのなさが私的にはちょっとアレで、二人のシーンはあまり集中できませんでした。おーなんか飛んでるすげえとは思いましたが。BADDYではお二人とも(特にブルーラグーンの美園さん!)好きだったので、ちょっと演目・役・私のテンションとの相性がよくなかったですねえ。あ、ただ珠城さん高音歌うとき必ずちょっとピッチ下がるのは聴いててしんどかったです。月雲とBADDYではあんまり思わなかったのになあ。お忙しいんだろう。。

 

笑いのセンスが好きじゃない

実は3時間、ほぼ真顔で観てしまいました。お芝居観るの向いてないのかな…?とも思いましたが、翌日の雪組観劇ではニヤニヤしたりハラハラしたり忙しかったので、そういうわけでもなかったです。

単におもしろくなかったというよりは、それ、笑えないよ…と引いてしまいました。珠城ジョージの肩を持つ鳳月ヴォルフガングが、海乃ロミーに反対されたらすぐ手のひらを返すというところでよく笑いが起きていたのですが、なんかそういうすぐカリカリしちゃう女性に頭が上がらないようでいて大きな愛で包み込む男性、みたいのがね…。ありきたりすぎるし、ロミーの怒りや悲しみ(というとちょっと大げさだけど)が矮小化されているような感じがして。結局全部分かってるのは男なんだよ、みたいなのが好きくなかったです。

あと、パブロの片言。なんていうか、片言自体が外国人を見下す要素を含んでいると思うので、取り扱いには相当慎重になるべきだと思うんですよね。私は今英語とフランス語を勉強していますが、いろいろ苦労しながら必死に話しているのに、訛りを真似されたらすごく悲しいし傷つくと思います。なんか、別に片言じゃなくてもよかったんじゃないかなあって。ただ、あんまり片言で笑いが起きている場面は多くなくて。今日ちょうどツイッターで、そこで安易に笑いが起きないように暁さんが相当気を付けて演じられてるという批評を観て、ああそういうことだったのかと思いました。不明にして思い至りませんでしたが。本当にありがとう暁さん。

 

自国礼賛に?

最後「オーストリアは素晴らしいところだ!」ってな感じで終わるのですが、まあまず日本で言われても「ふーん」って感じになってしまうのは想像力の問題でもあるので置いといて。

これ、ウィーンで上演されてすっごい人気だったんですよね?観客の視線が内向きすぎませんかねえ…。たとえば日本で「日本は素晴らしいところだ!」がオチの演劇があったら、そうとは言えないだろう人たちの顔が思い浮かぶし、なんかナショナリズムみたいで気持ち悪いし、もしスタオベでも起ころうもんならその空間から逃げ出したくなるだろうなと思います。しかもオーストリアも最近右傾化してると聞きますしね。。もしキャストの中にオーストリアという国家に苦しんできた人がいたとしたら、その人はどんな気持ちだっただろうか。

 

というわけで。

キャストの方々と舞台装置、音楽は素晴らしかったのですが、話そのものがあまり好きになれませんでした。正直、この演目雪組じゃなくてよかったなあと思ってしまいました。たぶん雪組だと圧倒的歌唱力と贔屓目でモヤモヤしながらも感動させられてしまっていたと思うので。次のワンス、そこがちょっと心配なのですよね。。その点、次の次のウエクミ大先生はもう絶対信頼しているので、なにがなんでも観に行きたいところでございます。生田先生もそのへん信頼されているイメージ。いや本当この二人を充ててくれてありがとうございます決定に携わった全てのお人。

と、月組に話を戻しますと。次の鳳月さんの主演舞台は(少なくとも鳳月さんは)素晴らしいだろうし、海乃美月さん安定してる(娘役が階段一人降りできる組って素晴らしいと思います。もちろん海乃さんの功績あってのことではありますが)し、暁千星さんは思った以上に輝いていたし。月城さんのトップは楽しみだし、風間柚乃さんもとんでもないという話だし、月組はほんと層が厚くてよいですねえ。ただあの悪名高いサイコパス人事がね…そんだけ揉まれないとスターは生まれないってことなの…。輝月さんはどうか末永く宝塚で活躍していただきたいです。専科(だけには限らないけれども)の待遇向上をぜひともお願いいたします。

以上、独り言でした。