Parce que c'est comme ça

欧州大学院生。最終目標はバカンスのある人生。パスクセコムサ。

よいアプリ:Shadowing(シャドーイング)

あけましておめでとうございます。はなぶさです。

年末年始はとある名作少女漫画を読破しました。とてもあと数ヶ月で無職になる人の行動とは思えませんが、、もうちょっと考えるべきこととかあった気がするけど、まあ終わったものは仕方ないですね。

 

というわけで、休みが終わってからはやっとほぼ毎日英語をやっています。最近(というか今日)ようやくやる気が出てきて楽しくなってきました。

私の英語レベルとしては、TOEIC750点くらい(R420・L330くらいだった)で、つまるところ大学受験で困らないくらいのリーディングはできたけどもう何年も経って単語とか忘れたしリスニングはさっぱり、スピーキングはもちろん無理無理!って感じです。ライティングは何度か英語で日記とか試みたおかげなのか、ちょっとだけ(リスニング・スピーキングと比べれば)得意というくらい。まあ毎回挫折しましたが…。

 

そんな私が最近勉強に使っていて効果を実感しているのが、こちらのShadowingというアプリ。

 アプリ名からしてシンプルですが、中身も至ってシンプル。

オバマ元大統領のファイナルスピーチをシャドーイングの教材として再構成しています。題材はほんとうにそれだけ。よい!と思ったポイントを紹介していきます。

 

①だいたい30秒ずつ区切ってあるので、投げ出さなくて済む

結構長いスピーチですが、だいたい30秒ずつに区切ってくれています。このおかげで、あーもう無理まったくついていけません!ってなっても、30秒くらいならスクリプト読みながら何回か繰り返し聞いてたらちょっとは真似できるようになります。これが一区切り何分もあったらできるようになる前に投げ出す。泣き出す。絶対。

 

②発音を認識してくれた単語としてくれなかった単語が一目瞭然

左下はスクリプトなのですが、自分がしゃべった(録音した)英語らしきものについて、機械が認識してくれた単語は緑色に、してくれかった単語は赤色に、すぐ変わっていきます。これが結構精度が高くてですね、自分で録音聞いてたら(しゃべったときはちゃんと言えてるつもりでも)なんだこれって思う単語はまず間違いなく赤になります。あとどういうふうに聞こえたかっていうのを右下に出してくれるので、何回やっても聞き取ってくれない単語とかは、そのあたりを見て集中的に練習することができます。何回やっても聞き取ってくれないときほんとつらいですけどね…。

 

③録音ナシ再生モード・スクリプトあり録音モード・スクリプトなし録音モードの3モードあるのが使いやすい

録音モードにすると、しゃべったあと自分の声が再生されながら採点されていきます(なかなか緑にならないとつらい…あと自分の下手な英語聞くのもつらい)。なので、そのタイムロスが嫌でとにかく繰り返したいときは再生モード、ある程度練習したらスクリプトありモード、なんかいけそうかなとなったらスクリプトなし録音モードというふうに、この3モードあるのがかなりよいです。段階を踏んでいけます。

 

あとは好みの問題ですが、本当にシンプルで画面が一種類しかないので気が散りにくい、動画もあってグラフとか出てくるので分かりやすい、オバマさんいいこと言ってるねえと感心できるなどの点も個人的には気に入っています。

逆にちょっと不便だなと思うのは、

 

・一度画面をうつると緑・赤の着色が消えてしまう

・ヘッドフォンを接続しないと録音はできない(AirPodsだとダメらしいです)

・時々オバマさんスクリプト通りonとかちゃんと言ってる…?と疑問に思うところあり

 

くらいですかね。まあそんなに大きい支障ではないです。

 

まだ一日約30分で始めて2週間ほど(1日か2日さぼった)ですが、明らかに上達しました。英語のリズムが分かってきた(接続詞は早いとか、母音で始まる単語は前の単語と繋がるとか)のが大きいです。洋楽は歌詞を見れば結構一緒に歌えるようになったし、ふつうのリスニング力もあがったし、文章読むのもちょっと早くなった気がします(やっぱり脳内でしゃべりながら読むので、しゃべるスピードがあがると黙読のスピードもあがる)。ビバShadowing。

 

こういうの学校で教えてくれーーーって感じですよね、まあ先生たちがシャドーイングがいいんだよ!って言ってたのは覚えてたけど結局英語のリズムとか分からなくても受験でいい点取れちゃうのが問題なんですきっと。

 

はい、というわけで私も引き続きがんばるのでどこかにいらっしゃる英語苦手同志、一緒にがんばりましょう。

彼氏彼女の事情に寄せて

こんばんは。三連休なのでひたすらダラダラしています。漫画と昼寝を繰り返していたらこんな時間になってしまいました。買ったはずのLOVE SO LIFE最終巻が見つからない悲しみ。

 

さて、彼氏彼女の事情という漫画の話をします。

これは本当に私の人生を変えたといっても支障ないほど、影響を受けた漫画です。出会ったのは小学生の頃、今はなき大阪国際児童文学館(本当にいい施設だったんですよ…)にて。それからほどなくして全巻を購入し、しつこいくらい何度も何度も読み返してきました。

こっから思いついたことを思いついた順番にだらだら書くので、先に謝っておきます。すみません。

 

○私の人格形成 雪野:椿:真秀=5:3:2

私は中学生でいまの人格の基礎が形成されたという自覚があるのですが、ちょうどその時期にはまっていたカレカノが与えた影響は甚大でした。まわりの子たちと同じように友達を作ることがあまり得意でなく、また、「人間同士の深いやり取り」みたいなものにすごく憧れていました。いや、カレカノの登場人物、みんな高校生ではあるけど精神年齢高すぎじゃないですか?というのは当時は分かるはずもなく。

だから、「近所の公立」の進学校に入って、最初の中間テストで1位を取ったときは、まず「雪野と一緒だ…!」と思いました。今でも覚えている。笑

あと、椿って、津田先生も書いてらっしゃるけど、「自由人だけど人として考えるべきことは考えている」人なんですよね。つばさが出奔した夜、雪野に語った言葉はよく思い返します。だから、「人として考えるべきことを考えて」いれば、あとは好きなように生きていいんだっていうことを学んだような気がします。健史に対する横暴さとか、私も発揮してるなと思うこと(特に大学時代は)よくあり。笑

あと、真秀への憧れもありました。今でも覚えてるけど、高校くらいのときかな、なんかの話の流れで友達に「花とか好きだよ」って言ってしまった若気の至り。いや別に嫌いではないけど全く詳しくありません。ひまわりと朝顔くらいしか分かりません。てへぺろ

彼女たちのように、人としての道から外れることなく、大切な人とちゃんと向き合いながら、自分の好きなように生きていきたい。これは、私の人生に対する考え方の核になっている気がします。

 

○教養への憧れを形作った「津田日記」

作者が鑑賞したオペラや歌舞伎などの感想が柱やあとがきによく登場するのですが、まあ文化の香り高い素敵なスペースですよね。私はまだ歌舞伎など一度も観に行ったことがないし、オペラもウィーンでちょこっとだけ観て挫折したくらいの人間なんですが。「教養」「文化」というものは素敵だなあと思えることは、大事なことだと思うんです。あと、宮部みゆきの「模倣犯」はこの津田日記で取り上げられていたから読みました(宮部みゆきファンでもあるからですが)。読んだのはもう何年も前なので詳細は覚えていないのですが、名作だけど辛すぎてちょっとトラウマです。もう読まないと思ったことは覚えています。笑

 

○「楽しみを希う心」めちゃくちゃよい…!

「鋼の雪」の劇中をはじめとして、この作品では音楽がいろいろと挿入されています。オトナになってiTunes Musicを始めていたので、今回の読み直しで初めてその時々で実際に音楽を流しながら聞いてみました。いや、もう、めちゃくちゃいいね…オトナになるって素晴らしい。iTunes Music最高。鋼の雪のジャンニスキッキとか超よかった。一つ大人の階段を上った気がします。

特にハマったのが、総一郎が玲司にリクエストする「楽しみを希う心」。高校生でこれがお気に入りな有馬くんって…すげえな…。美しいです。

 

○今回思ったこと

働き出してからちゃんと読むのは初めてなような気がします。そして今回思ったのは、最初の生徒指導室呼び出しはかなりひどいぞ&過重労働で幸せになれるんだろうかという2点です。

高校1年の1学期(つまり結構初期)、雪野と有馬は成績を落として呼び出しをくらい、教師から別れるように言われます。いやこれね、今までは双方の両親の対応に感動して流れていたのですが、かなりひどいですよね。雪野のおっしゃる通りで、そんなところまで干渉される筋合いはないですよね。たしかにうちの高校でも先生が学年集会で「付き合うのは大学に入ってからでいい」とか仰ってたけれども(それももちろんどうかと思うけれども)、さすがに個別具体なところに口出しまではしていないはず。普通の高校生だとこんなすぐに真っ当な感じで言い返せねーよ、とも思いますがね。

あと地味に、親呼び出しの後先生に一声かけにいくこの感じは私の行動に影響を与えている気がします。自分にとっては迷惑でも、その人なりに考えてくれたことについてはフォローはする、みたいなね。

そして、過重労働について。有馬くんは刑事になり、ひじょうに忙しく働いているようです。働き方改革の「は」の字もなかった時代に完結した物語ですから、そこに特に疑問が差し挟まれないのは無理のないことなのですが、有馬・雪野は果たしてそれをよしとしただろうか、というのは興味深い問いです。

 

というわけで、思ったことを書いて満足したので一旦やめます。物語自体の感想などについても、気が向けばそのうち書くかもしれないです。

嘘を愛する女が無理だった話。

このブログがだんだんゴミ溜めと化している気がしますが…、すみませんね、この映画のファンの方とかネガティブが嫌いな方は今すぐ回れ右してください。

以前「湯を沸かすほどの熱い愛」が気持ち悪すぎたときに、同じように「気持ち悪い」と言っている評に救われたので。書きます。ネタバレしかないです。

 

結論はタイトルのとおりです。無理でした。

予告編を見て、ちょうど直虎にはまっていてイッセイタカハシに傾倒していた時期でもあり、ぜひ観たいと思いつつ時は流れ、先日機内エンターテイメントに入っていたので喜び勇んで観たはいいのですが。

おじさんのおじさんによるおじさんのための物語臭がきつすぎたのと、必要もないのに無神経な描写が多くて無理でした。でも、川栄李奈がすごかった。あと高橋一生長澤まさみが美しかったので一応最後まで観ました。

 

○探偵の存在がまるごと不快

ざっくり言うと、主人公(長澤まさみ)が探偵に依頼して「夫」の過去探しをするメインストーリーに、探偵(吉田鋼太郎)のはーとうぉーみんぐな家族物語(もちろん嫌味)が絡むというありきたりなお話です。まーこの絡ませ方も適当で、適当どころか結末は怒りしかないんですが、とりあえず置いときます。

いやもうこの探偵が、日本の不快なおっさんの具現化というか、依頼者は結構な(ぼったくられた)金額を払ってきちんと仕事を頼んでいるのに、最初からタメ口&失礼。主人公は終始敬語。佐和子@深夜のダメ恋図鑑のこのセリフをお送りしたい。

「オイオイ女に金を出させることに対するプライドはないのかよ」「こーゆー世代のおっさんが偉そうにしてるのって家族を守る経済力だったり包容力に裏打ちされたもんなんじゃないの?その点に関して自分が下に見てる女を頼ろうなんて何事?」「じゃあ何をもってあんなに偉そうにしてるの?」「え まさか」「チンコがついてるってだけであんなにエラそうにしてるの?」「チンコがついてるだけで

道中、宿で一部屋しか空いてなかった描写がなぜ必要なのか全く分からないし、そんな状況に主人公がキレるのも当然なのに、「窓際に追いやられるオジサンの悲哀」みたいな描かれ方になってるのもまじで意味不明。おっさんの夢キモイ。

ほんで主人公がいざ求めていた過去にたどり着きそうってなったときに尻込みするのも全然分かるし、探偵を罵倒したわけでもなし、仕事の対価も払うのに、いきなり「振り回される方の身にもなれ」とかいってキレるのも意味不明。ヲイヲイよくそんな態度で探偵なんかできるな。ま確かにそのあとの主人公の言葉は酷くて(これも場面を動かすためだけのセリフなので浮いて見えるのだが)、探偵が怒るのは分かる。でもなんでどっちもどっちみたいになってんだ?引かなくていい引き金引いたのはどう考えても探偵だろ。そんでなんで主人公が探偵に許してもらうみたいなことになってるんだ??どこまでもおっさんに都合のいい展開だな。

ほんで最高にキモイのが最後。なんで娘(中学生くらい)が仲のいい男の子と歩いてるところに突然横から入ってきて挨拶とかしてんの?いやそれ、関係良好な父娘でも絶対ご遠慮願いたいでしょ。登場の仕方も土手からでその必要性も意味分からんし。「よっ」じゃねえから。そんで、なんで娘にそれを笑って受け入れさすんだ??おっさんは後悔して反省したかもしれんが、それで娘に「父さんなんて呼ぶな」って言った罪が帳消しになるわきゃねえだろ???そんな別れ方してからの久しぶりの再会が「よっ」なわけねえだろ。ちゃんとアポ取って母親同席のもと会いに行ってまず謝罪でしょ普通。それを受けて娘が笑って許すのもおかしいだろ。どこまでおっさんを甘やかさねばならないんだ、しかも若い女の子が。最悪。

というわけで、探偵の一挙一動が「不器用だけど心根はまっすぐな中年男性」こと「傍若無人で自分が大好きなだけのおっさん」でしかなく、とことん不快です。さらに不快なことには、こういうおっさんよくいるよな…という現状ですよね。こういう奴を甘やかす時代はもう終わらせないといけません。

 

○震災とワンオペ育児ノイローゼである必要性が全くない

核心部分のネタバレですが、主人公と高橋一生が出会ったきっかけは東日本大震災の混乱であり、高橋一生が出奔するに至った原因は妻のワンオペ育児ノイローゼによる子殺し&交通事故です。震災からまだ数年しか経っておらず、深刻なトラウマを抱える人も多い。ワンオペ育児は日本社会の構造的問題で、現在進行中で苦しい思いをしながら必死にやっている人がたくさんいます。どちらも、それだけで映画一本できる内容であり、取り扱うには相当の配慮が必要な話題です。だけど、この映画では、「見知らぬ男女が出会うのにありえそうなシチュエーション」「一人の大人が出奔するにたりそうな理由」としてチョイスしているに過ぎない。特に震災のほうなんか、本当に全く、出会う理由以外の使われ方がしていません。それなら別に、バーで隣になったとか、図書館で同じ本借りてたとか、誰も傷つけないシチュエーションがいくらでもあったでしょう。ありそうでない出会いにどれだけリアリティを持たせるかこそが作る側の腕の見せ所であって、そこが足りない分を補うのに安易に使っていい題材ではないと思うのです、震災は。

それと、ワンオペ育児。これも、「謎解きの答え」以上の意味を感じません。なんか感動物語っぽく装ってはいるけど、いやいや、高橋一生お前どこでその罪償ったんや??感しかありません。え、まさか「僕にその資格はない」って口だけで言ったあれだけで「十分反省してます」感を醸し出そうと??いやいや言うなら誰でもできますがな。夢物語を小説に書くのも結構ですけど、あんた同じことを繰り返すんじゃないですか。働きすぎの主人公にキレてんのも反省描写のつもりかもしれないけど、逆切れして公園のブランコて。子どもか。過去の自分を見てるようで勝手に責められてる気になるから止めてほしかっただけじゃないですかね。ここでも男に甘く女にケアさせるおちんちんよしよし現象が。事故直前に妻が笑う描写もよくあるヤツで薄っぺらいし、「こういうときはこうするもんでしょ」以上のものが伝わってこない。あ、あとそれつながりで言えば主人公の職場の話もまじでテンプレセリフしかなくて物語のための場面としか見られません。ここでも偉そうに言ってくるのはおっさんで、女同士が仲たがいさせられる。もううんざり。

さっき調べたら実話ベースだって言うんで、必要性のうっすいこれらもまあ実話なら…と思って詳細見たら、実話なのはしばらく一緒にいた「夫」が素性不明だったこととその「夫」が小説らしきもの書いてたこと、別に妻がいたこと(でも死んでない)くらいだそうで、時代も震災よりだいぶ前。いやいや。ありえん。

 

○素性不明の高橋一生とその過去を追う長澤まさみで成り立つと思ったのは正しい

さんざん悪口を吐き出したので、最後は一応いいところを言っておこうと思います。

素性不明の高橋一生とか色気やばいじゃないですか。そりゃ庇護欲もそそられますわな。分かる。バリバリ仕事する長澤まさみはかっこいいし、ずっと美しい。まあこの二人さえいればとりあえず最後まで観はしますわ。筋書きが多少粗くても引っ張っていけるという見立ては間違いではないです。問題は多少どころじゃなく粗さしかなかったところですが。

そしてもう一人、川栄李奈が素晴らしい。評判は前から聞いていましたが、ちゃんとお芝居を観たのはこれが初めて。うん、評判に違わず、彼女の才能はすごいですね。ゴスロリのストーカーというぶっ飛んだ役だったにも関わらず、他の誰よりも「実在感」を感じさせました。絶妙にいらっとさせる言い回しも、ただのバカじゃないと思わせるところも、セリフだけじゃなく身体のお芝居全部から伝わってきて、でもやりすぎて邪魔になることもない。セリフをしゃべらされてるんじゃなくて、この子がこうしゃべってるんだなと思えました。少し前に「夕凪の街 桜の国」の演技が話題になっていて、観たいなとは思っていたのですが、これは観ねばなりませんね。ただこれも物語全体の評価としては微妙だったので、川栄李奈推しカメラみたいなバージョン作ってくれないかな。笑 ぜひ野木亜紀子さんの作品に出演してほしいです。

 

だいぶすっきりしました。ではまた。

深夜のひとりごと

今月のPVが100を超えたらしいです。

誰に何を訴えるわけでもない雑文ですが、読んでくれてあまつさえなにがしかを感じてくれた人がいたとしたらそれは喜ばしいことです。

 

さて、もう1時もまわっているというのに、明日も仕事だというのに、目がさえて眠れなくなってしまいました。もうあとちょっとで寝る!ってときに物音とかで起こされてしまうと、かえって寝られなくなること、ありません?

私はあとお腹がすいていたり頭がかゆかったりすると、よっぽど疲れ切っていない限り寝られません。

ここ最近隣人がちょうどなタイミングで起こしてくれる(嫌味)ことが続いておりなかなかイライラしています。

 

というわけで、別に何の趣旨も意図もないこの記事、最近考えていることを適当に吐き出しておこうと思います。

 

○国会、雑すぎじゃない?

今開かれている臨時国会では入管法の改正案が審議されています。これ、中身が全然詰まっていない残念な法案なんですが、日本社会のあり方はこれによってたぶんとても大きく変わります。なのに、国会じゃあ全然審議されてない。政府(行政)がいいって言ってるんだから信じてくれ、終始これだけです。三権分立とは。

来年の4月にスタートする、それだけが決まっていて、しかしそれだけが至上命題。全てはそこに向かって動いていますが、なんで来年の4月じゃなきゃいけないのか、納得できる理由はありません。日本の権威主義ここに極まれりという感じですね。

 

○仕事で失敗するということ

私は上司からの評価とかは結構どうでもいいんですが、取引先の仕事量を増やすような、相手の不利益を生じさせてしまうようなミスによっては結構メンタルえぐられます。今の部署だと私だけかなり経験が浅くて、一生懸命やっていても間違えたり(結果としての)嘘を言ってしまったりする。自分が悪いとも思いつつ、一方で一般的に私レベルの経験しかない人の仕事ぶりってこんなもんでしょ、だから私のミスは私をここに配置するという決定をした組織のミスでもあるでしょとも思っています。あと私だけ安い給料でほかの人と同レベルの仕事を求められるのは納得いかん。

あ、今呆れられたなと思う瞬間は辛いですが、ある程度そういうものとして割り切っていかないともちません。

 

○なにを為す人生にしたいか

人生ってなんなんでしょうね。一生懸命生きるのと、思いつく限りの悪事をして生きるのと、早々とドロップアウトするのと、どうあがいたって「死」という結果は変わらないわけです。死んだらどうなるんでしょうね。

まあそんなことを考えてもキリがないし、明日一日を悲しみよりは喜びと過ごしたいというのは一応思うわけです。

私は今英語とフランス語を話せるようになりたくて、もう少しいろんなことを勉強したくて、あと100万円の貯金が欲しいです。それが全部達成できたとして、そのあとはどうするんだろう。やっぱりなにか定職に就かないとしんどいんだろうか、なんか適当に生きていけないんだろうか。できる限り楽に、力を抜いて人生を渡っていきたい。一方で、頭をフル回転させるようなことに興味がないわけでもない。きっかり9時から17時まで全力で働けて、お給料もちゃんともらえるような仕事、どっかに転がってないかなあ。と、適当に考えています。

 

○社会をよくするって大変

なるべくなら多くの人が幸せに生きていけるような社会にしたいと思うけれども、最近はいろいろと憎しみを煽るようなことも多くて、疲れてしまいます。今いる社会を変えるんじゃなくて、自分になるべく合う社会が日本のほかにありそうだから、自分の居場所を変えたい。まあ結局ユートピアはどこにもないんだろうし、一度外に出られたとしても結局戻ってきてなんか変えようと頑張ることになるかもしれないなあと思いますが、ユートピアがあれば最高だなと夢見ています。

居場所を変えるという選択肢を持てる私は恵まれていて、ここで生きるしかない人たちがたくさんいるんだろうと思いますが、私個人の幸せが満たされなさ過ぎて、他の人のことを背負う余力というか気概がなくなってしまいました。とりあえず一旦逃げさせてください。

 

もうすぐ2時です。そろそろ寝れるといいなあ。

おやすみなさい。

クリスマスマーケットにまつわるTIPS

こんばんは。はなぶさです。心は常にヨーロッパ。

 

さて、以前それだけを言うために一記事書いてしまったほど、

私はクリスマスマーケット偏愛者です。

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ー眠りの森の美女。かわいい。。

ただその記事があまりにも何の役にも立たない記事だったので、

今回はせめて少しだけ実用的な、クリスマスマーケットを楽しむにあたり知っておいたほうがよいと思われるポイントをまとめてみました。

※基本的にドイツを想定しています。 

 

 

1.とにかく寒い!!!防寒はしっかり。

はい、寒いです。極寒です。

クリスマスマーケットって極寒のなか外をうろつくものですから、取れる寒さ対策は全てしていくほうがいいと思います。特に、あたたかい帽子絶対に要ります。

個人的には+ダウンジャケット、あたたかい靴も必須です。

私はグリューワインを1杯も飲めば芯から温まる燃費のいい身体をしているのですが、それでも何時間もは歩けません。みなさんもどうぞ無理はせず、早めに休んでくださいね。

 

2.マグカップにまつわるあれこれ(もらい方、種類など)

いろんなかわいいカップをもらえるのも、クリスマスマーケットの楽しみの一つですよね。私は行くたび5個とか持って帰ってきてしまいます。そんなにあってどうするんでしょうね。

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ー飲みさしですみません。ベルリンはポツダマープラッツのカップ。 

🍵もらいかた

簡単です。屋台で飲み物を注文するだけ。最初に払うお金には1~2ユーロのデポジットが含まれていますので、カップなぞいらんというお方は飲み終わったカップを買ったお店に返してデポジットをもらってください。

🍵種類

大雑把に分けて二種類あります。その場所の様子が描かれ、年なども入っているバージョンと、そういうものがないいつでもどこでも通用するバージョン(モチーフは雪だるまなど)です。

断然おすすめはそのときその場所でしかもらえないバージョン。その中でも何種類かありますし、ベルリンだと各マーケットごとに違います。ちなみに私の一番のお気に入りは2016年のライプツィヒです。ありそうでない形と色がすごくいい。

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一つの屋台では普通数種類扱っていて、どのカップがもらえるかはランダムです。どうしても欲しいカップがある場合は勇気を出してお店の人に頼んでみるか、何回かトライしてみてください。私はチキンだったので諦めました。

なお、いつでもどこでも通用するバージョンは結構カップそのものを売りにしている屋台も多いので、お店の人から「どれにする?」と選ばせてくれることもあります。

🍵お酒に弱い人はKinderpunsch=キンダープンシュ!

オクトーバーフェストでも同じようなことがあるらしいですが、どのカップにも200ml線が中に書かれていて、そこまで飲み物を入れないといけない決まりになっているそうです。グリューワインも立派なアルコールなので、結構来ます。まあ、私はかなり弱いほうではあるんですが。

それでもカップはたくさんほしい!というあなたに朗報。Kinderpunsch≒子どものお茶という名前の飲み物が、どの屋台でもほぼ必ず売っています。これは味はグリューワインとほとんど同じで、シナモンが効いていておいしく、そしてアルコール抜きです。まあ子どもの飲み物という名前だけあってお店の人に「ほんとにそれでいいの?」みたいな顔を時々されますが、そんなことは気にせず堂々といきましょう。

🍵持ち運び用にジップロックとかあるとよいかも

飲み干してからホテルに帰るまで、ずっと手に持っておくわけにもいきませんよね。バッグに入れても汚さないように、ジップロックなどビニール袋を用意しておくとよいかもしれません。今思いつきました。

 

3.マーケットは一つじゃないことも。

都市によって様々なのですが、中心のでっかい広場にどどんとあるだけの場合もあれば、テーマごと(子ども向け、中世など)に分かれて開かれていたり、ベルリンは大きい駅ごとにあったりなど、マーケットは一か所とは限りません。というか、一か所のところのほうが珍しいと思います。せっかくドイツまで行くのであれば、まわれるところはまわりたいのではないでしょうか。

観光案内所でパンフレットをもらえるところもありますが、そうでないところも(寒さにもう少し耐えられそうであれば)周辺もちょっと散策してみることをおすすめします。

 

4.現金も必要。

読んで字のごとくです。高めのオーナメントを売っているお店などクレジットカードが使える屋台もありますが、飲み物や食べ物は基本現金のみです。30ユーロくらいは持っていたほうが安心だと思います。

 

5.有名でない町のマーケットもおすすめ。

 クリスマスマーケットと調べてまず出てくるのはニュルンベルクシュトゥットガルトドレスデンなど大きくて有名なところではないでしょうか。もちろんこれらも期待を裏切ることはないと思いますが、ことドイツに限って言えば、どんな町でもだいたいクリスマスマーケットは素晴らしいです。私調べ。個人的にはニュルンベルクよりはライプツィヒのほうが好きでした。いや、ニュルンベルクもよいけれども。あと、マンハイムという町のマーケットも素朴で素敵でした。

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ライプツィヒ。写真のクオリティが低くてすみません。

観光客のあまり多くない町だと週末しかやっていなかったりするかもしれませんが、お時間があればぜひ滞在するところの近郊や通り道のマーケットにも寄られてみてはいかがでしょうか。

 

はい、というわけで、思いついたことをとりあえず列挙しただけですが、

少しでもみなさんにクリスマスマーケットを楽しんでいただける一助となればこれ幸いでございます。よいアドベントを!

ベルリンのクリスマスマーケット

11月も後半戦に入り、いよいよ2018年も終盤に差し掛かってきましたね。

そう、アドベントの季節

というわけで、つらつらとクリスマスマーケットの話をしていきたいと思います。記念すべき第一回目は私の愛するベルリンについて。

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(たぶんベルリン最大のマーケット、シャルロッテンブルク)

 

というわけで、ご紹介します。目次はこちら。

  • マーケットの数が多い、期間も長い
  • 都会なので中世感は薄い、結構混む
  • 行くべきマーケット:コルヴィッツ広場、シャルロッテンブルク

 

○マーケットの数が多い、期間も長い

https://www.berlin.de/en/christmas-markets/

↑のサイトをざっとご覧いただけると分かると思いますが、ベルリンではマーケットの数が多いです。地方都市だと中心地に固まっていて、テーマごとにスペースが分かれているところもあるという感じなのですが、ベルリンでは言うなれば新宿にも渋谷にも日比谷にも(似たような)マーケットが立つようなものです。

正直後述するBIOマーケットなど一部を除けば、食べ物もオーナメントもそれぞれめちゃくちゃ個性的だというわけではありません。観光客向けというよりは、住んでいる人向けという印象ですね。

また、ふつうクリスマスマーケットは24日のお昼くらいまでなんですが、ベルリンは年明けくらいまでやるそうです。ヨーロッパはどこもクリスマス休暇に突入している時期にマーケットが立つというのは、うっかり来てしまった旅行者にはありがたい存在かもしれません。

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(なんかすごい楽しそうなもの。なんとなく入ってみた中庭的なところでもミニマーケットが立っており、こういうのはベルリンならではかもしれません。しかし天気悪いな。)

 

○都会なので中世感は薄い、結構混む

はい、正直、とにかくクリスマスマーケットを楽しみたい!というのであれば、ベルリンではないと思います。お城は上の写真のシャルロッテンブルクで限界です。一部ちょっと雰囲気のいいところがありますが、入場料が取られるうえに狭いです。

あと混みます。囲われている系のところは特に。

アンペルマンとか、壁とか、ネフェルティティとか、ベルリン自体に惹きつけられて来たついでに楽しむものだというくらいがちょうどいいと思います。

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(こういうかわゆい屋根飾りもベルリンにはあまりなかった気がする。ちなみにこれは確かライプツィヒです。)

 

○行くべきマーケット:コルヴィッツ広場、シャルロッテンブルク

たまたまアドベントの時期にベルリンにいる!というそこのあなたへ、私のおすすめマーケットを2つ紹介します。

 

①コルヴィッツ広場

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はい、がっつり写真にも写ってますが、BIO(添加物不使用とかそういう系)のマーケットです。私ここに出店してる屋台のブルストが好きで…一昨年も去年もいたので今年もいるんじゃないかと思うんですが、いろんな種類のソースが準備してあって、好きにかけられるんです。アップルマスタードとかそういう、おしゃれな感じ。とてもおいしいです!

あと、このシュトーレンが激うまなの。。見つけたら小さいのでもぜひお土産にどうぞ。

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ほかにもアルパカのセーターとか手作りセンスよしの鞄とか、心ときめくものがいろいろあります。

ただ、土曜日しかやっていない(少なくとも2017年までは)ので、気を付けてください。あとここまで書いて気付いたけど、クリスマスマーケットというよりは普通のマーケットです。てへぺろ

 

シャルロッテンブルク

中心地からちょっと離れたところにある、たぶんベルリン最大のマーケットです。ベルリンにおいて一番クリスマスマーケット感を味わいたかったらここかなあ。まあ、私見では、特に珍しいものを置いているというわけではありません。

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入口はちょっとおおってなるかもね。

あと行き方ですが、Zoo駅からバスが一番いいと思います。それなりに本数も出ていたはずです。最寄駅から歩けなくもないですが、20分くらいかかるし人通りもそんなに多くないので、極寒の12月のドイツで一人で歩いてると泣けてきます(実話)。

ちなみに上のシュトーレンを売っている店が近く(といっても徒歩10分くらい?)にあるので、時間に余裕があればどうぞ。

 

はい、というわけで、もうすがすがしいほどに私見ですがベルリンはこんな感じです。

クリスマスマーケット単体で見るとおすすめ度低めなのを最初に持ってきてしまいましたが(無計画)、ベルリン自体がとっっっても魅力的な街なので、ついでにクリスマスマーケットも楽しめるこの時期にぜひいかがでしょうか。

クリスマスマーケットが大好きな話。

どうもはなぶさです。

ただいまTOEFLに向け絶賛勉強中です。最近ようやくやる気が出てきて(試験はもう今月…)さっきまでIndependent writingの例題をやっていたのですが、何コレめっちゃ大変…。今さらですええ。というわけで、日本語で思いっきり好きなものの話をしたいと思います。

 

タイトルの通りですね、私はクリスマスマーケットが大好きです。元々クリスマスっぽいものが好きで、赤と緑の配色とかアドベントカレンダーとかリースとかツリーとかもう本当に大好物なんですが、そういう人間が本場たるヨーロッパ、特にドイツに行くともうどハマりするわけです。

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―ドイツ名物一年中クリスマスグッズを売るお店。はあ、、行きたい、、、

 

始めてアドベントの時期のヨーロッパを訪れたのが2年前、それから毎年(といっても今年の予定含め3回目ですが)遊びに行っています。なぜアドベントの時期かって、それはもう、クリスマスマーケット目当てに他なりません。

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―(たぶんマンハイム)ツリーの飾りもいちいちかわいいの、、殺す気なの、、

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ニュルンベルク いやこの宙に浮く電飾おしゃれすぎません?

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クラクフ。食べ物が独特でおいしかった。

 

今まで行ったことがあるのは、

バルセロナ・リヨン・パリ・ベルリン・ニュルンベルクマンハイムハイデルベルクライプツィヒドレスデンクラクフヴロツワフの11都市!渡航回数の割に行き過ぎ説。

特にやっぱりドイツのクリスマスマーケットはとてもとてもおすすめなので、ぼちぼち都市ごとの記事もあげていけたらいいなあと思います。

 

ではこのへんで。